みなさん、こんにちは、こんばんは。
闇から這い上がりし邪悪なる者
つまり、アルティメットゴトウです。
今日は、以前運営していたブログで書いた記事をリメイクして書いてみようと思います。
長くなりそうなので前後編にしました。
タイトルの通りですが、私が体験したネトゲストーカー被害のお話です。
心臓の弱いマシュマロマフィンメンズは閲覧を控えたほうがよろしいかと存じ上げます。
邂逅
私はとあるオンラインゲームをプレイしていました。
そのゲームは当時では画期的なグラフィックのMMORPGで、3DMMOの全盛期というのもありかなりのプレイヤーで賑わっていました。
そこにサービスを開始して1年後ぐらいに乗り込んだ私。
右も左もわからないままそこらへんの虫をボコボコにする作業をひたすら繰り返していました。
しばらくするとそこに上級者プレイヤーが通りかかり 私の目の前で立ち止まりました。
その人はこう言います
「初心者ですか?」
私は「はい」と答えました。
その後しばらくの時間、回復魔法を使ってもらったり、いろいろシステムについて教わりながら過ごしていました。
どうやら初心者を見つけては、いろいろ教えてあげるような活動をされているようで
「こんな 暇人 いい人もいるもんだなぁ」と感心してしまいました。
時間が過ぎ、いろいろ教えて貰った後に解散することになったのですが
「うちのギルドにこない?」と誘われました。
その方はギルドマスターではなかったのですが、初心者大歓迎ということでメンバー皆で人を増やしているようでした。
私も始めたばかりで心細いのもあり、一つ返事でお世話になることにしました。
ギルド入隊
ギルドに誘われチャットルームに入ると、メンバーみんなが歓迎してくれました。
チャットもすごい賑やかで、「THE MMO」と言わんばかりの大盛況。
「こりゃ、いいギルドに拾ってもらったなぁ」なんて思っていました。
思ってました。
違和感
そのまま1時間ほど談笑していたのですが
何かこう違和感を感じるんですよね。
みんなが会話をしているというより、誰かに対してみんなが話しかけているような、そんな違和感がありました。
しばらくチャットを眺めていると、その違和感の正体がわかりました。
みんなギルドマスターに話しかけてるんですよ。
ギルドの男と思われるプレイヤーはマスターを持てはやし、女性プレイヤーと思われる人は目立たないようにしつつマスターを立てる。
まるでなにかの宗教のような不気味さでした。
そう、このマスターが
後にストーカー化する姫ちゃん女だったのです。
ブログを始める
触らぬ姫に祟りなし、ということで
チャットさえ気にしなければすごくいいギルドでした。みんないろいろ教えてくれるしクエストも手伝ってくれるし。
私は単純にゲームを楽しんでおり、強くなるために必死だったのでチャットまで気が回らないのもありましたね。
たしかこの辺りだったかな、ブログを始めたのは。
今と同じようなネタ系ブログだったんですが、どこのランキングにも登録しないで2日に1記事程度を更新していました。
まぁ、宣伝活動もなにもしてないのでほとんど人も見に来ず、チームの人達が数人見てくれる程度のブログだったんですが。
私、大事なことを忘れてたんですよ。
自分が少し、人より面白いのを
ブログを始めて1ヶ月したころ、突然コメント欄に書き込みがありました。
「すごい面白いブログをみつけてしまいました。誠に勝手ながらリンクの登録をさせていただきました。」
どうやらそのゲームのブログを集めてRSSリンク集を作っている方だったようで、そこに私のブログが掲載されたようです。
「ほぉ〜〜〜なんかしらんけどまぁいいか」
なんて呑気に考えていたんですが、このリンクサイト、当時そのゲームではかなり大手のサイトだったようで翌日からのアクセスが半端じゃない事に。
しかも、その運営してる人が名指しで私を「面白い」と宣伝したせいでさらに爆発
1週間後には街で写真撮影を求められるほどの人気者になってしました。
完全に自分が少し人より面白いことを忘れてしまっために起きた悲劇です。
でも有名になってしまったものは仕方がないので、Twitterなども始めて多くのプレイヤーに囲まれながら上機嫌でプレイしていまいした。
しかし、これが悲劇の始まりになるとは・・・・・
突然変異~悪魔誕生~
ギルドの外に大量に友達もでき、ログインすれば忙しく駆け回る日々。
私もだいぶ強くなり、PvPを始めるほどに成長していました。
そんな頃、マスターに異変が起こりました。
ギルドの男たちそっちのけで、ワシに鬼絡みキボンヌしてくるようになったのです。
そう、このマスター。もうお分かりだと思いますが、とにかくゲーム内の地位や名誉や有名人が大好き。日々チャットで女アピールを欠かさない典型的な姫ちゃんだったんですね。
ワシがブログで少し有名になったので、ターゲットチェンジしてきたのでしょう。
ここから地獄の日々が始まりました。
ログインすれば音速でチャットを飛ばしてきて、パーティーを組んでると、誰と遊んでるのか問いただされる。
もうマスターと一緒に組んでいないとまともに遊べる状況ではないくらいプレイ時間を占領されてました。
さらに問題がありまして、今までマスターを姫として崇めていた男プレイヤー達からの当たりが強くなってきまして、嫉妬と憎悪かなにかでハブかれ気味でした。
この頃には、とてもギルドチャットできるような状況じゃなくなってましたね。
マスターにやんわり注意しても聞く耳持たずで会話不能なので、もうどうしようもなかったのを覚えています。
PvPを本格的に始める
なんとか激動の日々を耐えながらPvPを続けていたんですが、ブログで有名になったのもありPvP方面で有名な基地外プレイヤーと遊ぶようになったんですね。
razerの左手用デバイスや、多ボタンマウス、メカニカルキーボードを購入して結構ガチでハマってました。
毎日のように組んでPvPするようになったんですが、案の定 姫ちゃんマスターに目をつけられましてね
「私も連れてって♥」みたいなチャット攻撃が始まりました。
組んでる連中が名の知れたプレイヤーばかりだったもんで、もう水を得たゴリラのようにしがみついてきましたよ。
さすがに私も限界がきまして、ギルドを脱退させてもらうことにしました。
なるべく波風立てないように抜けましたよ。
ちょうど別のPvPギルドに入ってみたかったのでいいタイミングでしたね。
「これでやっと終わる・・・・・」
やっと普通に遊べると、ついに終わったんだと
安堵していました。
関係なかった
まぁ、普通にフレンドチャットの嵐だったんですが。
一応円満にギルドを抜けた形なので、マスターは自分のせいだと微塵も思ってないでしょう。
ワシがパーティ組んでようが何してようが愛のチャットガトリングは続きました。
そのチャットの内容も激化しはじめましてね
「リアルで逢いたいなぁ♥」とか言い出すようになりました。
ゲームとリアルは完全に別物として考えていたワシにとってさすがにこのチャットは気持ち悪すぎましてね。断っても断ってもしつこかったのでチャットを無視するようになったんですね。離席マークつけて。
さすがに離席中にチャット連打して一人で会話してるようなモンスターじゃないだろうって思ってんたんですが
関係なかった2
関係なかったようです。
普通に一人で会話してましたよ。
個人チャットってくると音なるんですが、もうそれがうざすぎてうざすぎて
ノイローゼ一歩手前状態になってたんで
思い切ってフレンド切ってブラックリストにぶち込んでしまいました。
さすがに我慢の限界だった。
最初から物理的に会話手段を絶ってしまえばよかったんですね。
これでストーカー被害から解放され、めでたしめでたし・・・・・・・
なわけないよなぁ?
ここからが本当の恐怖の始まりでした。
後編へ続く

コメント
わかる!うっざー!という気持ちffやめる時LSとフレチャがこんな感じになってました もう嫌だ1人で初めからやり直おそうかと私も思いましたから 誘われ方も同じなとこに驚いた
これまた同じような経験を最近されたとのことで。。。心中お察しいたします・・・・ pt強制ゲームにはつきまとう宿命なんですかね;
今回の記事激アツですな
檄のアツいただきました。ありがとうございます。
闇時代の内容に加えGOTOU CAT’sのリメイク追加で一層深みが増したねぇ
しかし今も昔も似た様なのが絶滅してないってぇのが人間って進化しないな、と思わせますわ
本当はdqのスクショつかってもっとわかりやすくしようとしたんだけど、かわいすぎちゃって妄想が掻き立てられなそうなのでやめましたw