こちらの記事は前編の続きになります。

一時の平和
ブラックリストにいれてからすごい平和でした。
チャットがこないだけでこんなにもゲームが静かになるとは思いませんでしたよ。
姫ちゃんマスターからの接触ももちろんありません。
さすがにフレンド切ってブラックリストに入れられたら、なすすべがありませんしね。新キャラ作ってまで接触してくることもないでしょう。
ついに平和を勝ち取ったと思っていました。
3日後
完全にチャットが途絶えてから3日後
もう私もストーキングされていたことを忘れつつありました。
いつものようにPvP仲間たちと戦術について語りつつ過ごしてまして、「じゃあそろそろPvPしにいこうか」ってことで戦場に向かったんですね。
このゲームはPvPするために戦闘が許された区域まで移動しないといけないのですが、その戦闘が盛んなメインフィールドに入るために、ある特定の道を通らないといけないんですね。
この道なんですが、モンスターも強く、集団でプレイヤー狩りをしているような連中もうろちょろしてまして、それなりに腕に自信のあるプレイヤーじゃないと速攻殺されてしまうような場所なんです。
まぁ、PvPをするような連中しか利用しないので普通のプレイヤーが近ずくことはほとんど無い場所なんですね。
そこをいつものように仲間たちと走ってたんですよ。
ゴトウ:昨日はボコボコにされたし、今日はたおしてやろうぜww
なんて言いながら談笑してたんですがね。
ん?
薄暗い通路の隅にナニカが見えた気がしたんですね。
でもこんなところにくる用事なんて絶対ないし、放置してたら下手すると殺されてしまうような場所。まさか人がいることはないだろう。
そんなことを考えながらどんどん近づいていったですがね
脇を通過する直前に、暗い通路の隅っこにいるそのナニカのしょうたいに気がついてしまいました
完全にあのマスターでした。
全身の血の気が引くとはこのようなことをいうのですね。
絶対にそこにいるはずのないマスターが離席マークを出して座っていました。
例えると、夜中に車で環七を走っていて、中央分離帯にゴスロリの女が座ってこっち見てたら怖いですよね?
それと全く同じ感覚でした。
反撃
そのまま気がつかないふりして通過したんですが
少し移動してからPvP仲間に「あれ例のマスター」という話をして
「やべぇやべぇ」なんて話をしてたんですがね
だんだんイライラしてきまして、ちょっとさすがに文句言ってやろうと私一人で戻りました。
現場に戻るとまだいたもんで、チャットで「まちぶせ気持ち悪いんだけど」「二度と俺に近寄るな」みたいなことをバシっと言いました。
もちろんブラックリストに入れてあるので向こうのチャットは聞こえません。
言いたいことだけいって戻りましたよ。
すごいスッキリして気持ちよかったです。
が
これが悪魔を目覚めさせてしまいました。
ブログに嫌がらせ始まる
翌日から私のブログに頻繁に暴言が書き込まれるようになりました。
ひどいと1日に3件とか4件も。
その頃はブログでブロックする機能とかコメント欄を消す機能とか無知で知らなかったので、ひたすら耐えるしかなかったんですね。
でも毎日のように書き込まれる暴言でさすがに記事更新する気力がなくなってしまいまして、もうめんどくさいからブログごと消してしまおうと。
頑張って更新してきたブログだけど、消して普通にゲームできるならそっちのがいいなぁと思い消すことにしました。
これで私に対し匿名で嫌がらせすることができなくなります。
彼女はすごい世間体を気にする人だったので、自分のツイッターアカウントで名前を出しながら誹謗中傷は絶対しないでしょう。
全てが終わる
そう確信していました。
人間はここまでする
ブログを消してから一週間
本当に平和でした。
チャット攻撃されることもなく、ブログのコメント欄を機にする必要もなく。
今度こそ本当にあの女の存在を忘れかけていた頃
PvP仲間から衝撃的なことを言われました。
「おまえの前のマスターに、ゲーム内ゴールドあげるから個人情報教えてくれって言われたんだけどwww」
そう、あのマスター
私のブログに登場していたPvP仲間にかたっぱしから声をかけて
ゲーム内マネーで私のリアル情報を聞き出そうとしてたんですね。
本当にぞっとしましたよ。
もし軽い気持ちで個人情報をべらべらしゃべっちゃってたら、もしかしたら今頃リアルで刺されていたかもしれないと思うと、もう恐怖でそのゲームを続けることはできなかったですね。
その日にtwitterアカウントとゲームのキャラを消して引退しました。
終わりに
みなさまも、ネットでの個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意してください。
お子さんがネトゲをプレイされている方も、しっかり注意してあげてください。
本当に軽はずみな発言で取り返しのつかないことにな・・・・・・
あれ!? こんな時に停電かよ!! ったくもぅ
失礼しました。くれぐれも、ご注意ください。
ゴトウでした。