RCAケーブルに関しては、配線し動作確認後にビニールテープなどで絶縁処理をしてください。付近に大量のケーブルが混在するため、絶縁処理をしないと映像や音声にノイズが走る場合があります。
先日車を中古で購入したのですが、搭載されているナビがまったく使いものになりませんでした。。。。。
かなり安価な商品だったのですが、位置はズレしルート検索もおかしいし
ってか地図古くて道が無いし!!
ってことでナビを購入しようとしたのですが、ある程度まともな商品を購入しようとすると工賃合わせて5万円前後は見ておかないとなんですよね。
ということで、iPhoneの画面をカーナビのモニターに出力して、ナビ代わりにする作戦を決行しました。
カーナビの外部入力機能(AUX)、入力端子を確認
まずはナビに外部入力機能が備わってるか確かめましょう。
私の車に付いているナビの端子を調べるとこのようになってました。
ちゃんとビデオ入力とAUXオーディオ入力がありました。
RCAピン入力なのでコンポジット入力ですね。
iphoneの出力はデジタル(コンポーネント)なので、何かしらの変換機材を使用してコンポジット形式にダウンコンバートしなければなりません。
それでは実際にカーナビにiphoneを接続するためのケーブルを購入してみましょう。
カロッツェリア製のナビなど、一部特殊なケーブルを使用して外部入力する機材があります。ナビの説明を読んで別途購入してください。
コンポジット入力のナビに iphoneを接続するための必要機材
それでは必要な機材をご紹介します。
iPhoneとandroidをHDMI出力するケーブル
iphone専用
android & iphone両方対応
これがないと始まりません。
iPhone、androidの充電部分に差し込み、画面を外部にHDMI出力するためのケーブルです。
iphone専用ケーブルを使用したところ、若干熱を持ちますが今のところ全く問題なく使用できていますので安価で良い商品だと思います。
家のテレビやモニターに映し出したい人はこれ一本でOKです。
android対応ケーブルの場合、普段充電で使用しているケーブルを差し込んで使用する形になるので、家から持ち出すのが面倒な場合は、別途車用でケーブルをもう一本用意したほうがいいかと思います。
使いたい時だけ引っ張り出せる巻き取り式がオススメです。
HDMI(コンポーネント) → RCA(コンポジット)変換
デジタルをアナログに変換するための変換器です。これを間に挟むことにより、ナビに接続できるようになります。
電源はUSB供給です。
ナビに接続する為のケーブル
よくあるRCAケーブルです。ナビまでの配線距離をよくしらべて長さを変えましょう。
ソケットからUSB電源に変換
USB電源を2箇所確保しなくてはいけませんので、このようなソケットからUSBに変換する機材が必要になります。
ココ要チェック物によっては1Aしか供給できない物が売っていますが、2.4A以上のポートを使用しないと電源不足で画面がフリーズしたり真っ暗になったりします。最初気がつかずに数時間悩まされました。使用するポートのアンペアを必ず確認してください。
必要な機材まとめ
↑上のいずれかを1本と下記3点↓
上記が最低限必要な機材になります。
iphoneからナビまでのケーブルの距離を測る
配線方法
基本的には刺さるところに、同じ色に差すだけで大丈夫です。
なにも苦労なく配線できるかと思います。
赤白黄(RCA)ケーブルの絶縁処理RCAケーブルに関しては、配線し動作確認後にビニールテープなどで絶縁処理をしてください。付近に大量のケーブルが混在するため、絶縁処理をしないと映像や音声にノイズが走る場合があります。
オルターネーターノイズ
アクセルを踏んだときだけスピーカーから“ピーーー”というオルタネーターノイズという音が発生する場合があります。
アクセルを踏むと同期して”ピーーー”という音量もあがっていくという非常に不愉快なノイズなのですが、これはRCAケーブルの間にさらにノイズ除去機材を挟むことで解消することができます。
これらの機材をRCAケーブルの赤と白の間に挟んでください。
もちろん、映像なしで音声だけ入力している方にも有効です。
私の場合
この3点を組み合わせて使用しています。
ケーブルは増えますが、非常に安価で除去できます。
使用感
2週間ほどこの構成で使用してみて気になったところをご紹介します。
画質はあまりよくない
コンポジットにダウンコンバートして出力してるので、HDMIをそのまま映し出したような綺麗さはありません。これを解消するにはHDMI対応のモニターを積まなければならないので、ここは妥協点でしょう。
多少の遅延
これも仕方ないですね。
変換処理が間に挟まってるのでiPhoneよりも多少映像が遅れます。ナビに映し出された映像と車内に流れる音声は合っているので問題は無いですね。
iPhoneを横向きに
iPhoneを横向きにしないと画面いっぱいになりません。
このような磁石の物やフォルダーでもいいのですが、何かしらの方法で横向きのまま置いておける物を用意したほうがいいです。
dTVやHuluなどの視聴目的の場合は注意
HuluやdTVの視聴にはHDCPというコピーガード機能が付いているモニターが必要です。iPhoneをつないだ先のモニターがHDCPに対応していないと画面が真っ暗で表示されません。残念ながら、私のナビにはそれが搭載されていませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思ってるよりも接続機材自体は安価で揃いますし、どこか壊れてもそこだけ買い換えれば維持できるので配線しておいて損は無いかと思います。
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